てんとう虫のおはなし。
冬の朝に コートの袖にてんとう虫がとまりました。
冬の間は重なった葉の間などにいて
天気の良い日は出てくると聞いたことがあります。
幸運のしるしということを思い出して嬉しくなりました。
その日 家のポストの中に包みがありました。
ドキドキしました。
中には青い本が入っていました。
むかしに読んでもらったことがある本でした。
一瞬で気持ちが少女になって
泊まっていた家の石油ストーブの匂いまでしてきました。
少ししか覚えていませんでしたがずっと心にあった本です。
届いたその日はクリスマスイブでした。
その方は いつもクリスマスはしないと聞いていたので
クリスマスメッセージはありませんでしたが
偶然だとしても
クリスマスにとお気遣いしてくださったのだとしても
どちらでも素敵だと思いました。
昔と今がつながっているような ちがうふたりからの贈り物は
とても大切で大事な本になりました。
読み終わってしまわないようにゆっくりゆっくり読みました。
てんとう虫は幸運のしるしでした。
写真は春に見かけたてんとう虫ですが 手にとまらなかったので何もおこりませんでした。